2025年7月5日まであと1年です。
たつき諒さんが夢で見た「ドロドロのスープが煮えたったとき、ボコンとなるように、日本列島の南に位置する太平洋の水が盛り上がる!そんなビジョンが見えた」というのは、どんな自然現象を示しているのでしょうか。
考えられる天変地異を考察したいと思います。
天変地異とは
天変地異とは、自然界で発生する大規模な異常現象や災害を指します。
この言葉は古くから使われており、現代でも自然災害や異常気象を総称する言葉として用いられています。
天変地異には様々な種類がありますが、一般的には以下のような現象や災害が含まれます。
地震
地震は、地殻のプレートが動くことによって発生する揺れです。
大規模な地震は建物の倒壊や地滑り、津波の発生を引き起こし、甚大な被害をもたらすことがあります。
日本は特に地震の多い国として知られており、日常的に地震対策が求められています。
津波
津波は、海底地震や火山噴火などによって海水が大量に移動し、沿岸部に押し寄せる巨大な波です。
津波は非常に破壊力が強く、沿岸地域の建物やインフラを一瞬にして破壊することができます。
2011年の東日本大震災では、津波が多くの犠牲者を出しました。
火山噴火
火山噴火は、火山がマグマを噴出する現象です。
火山噴火は溶岩流、火山灰、火砕流などを引き起こし、周囲の地域に壊滅的な被害をもたらすことがあります。
日本には多くの活火山が存在し、常に監視が行われています。
台風
台風は、熱帯低気圧が発達して強力な風と大雨を伴う嵐です。
台風は風速が非常に高く、建物の破損、洪水、土砂崩れなどの被害を引き起こします。
日本では夏から秋にかけて台風の季節があり、毎年のように複数の台風が上陸しています。
洪水
洪水は、河川の増水や海水の逆流、長期間の大雨などによって発生する水害です。
洪水は都市部や農村部に甚大な被害を与え、特に低地に位置する地域ではその影響が大きくなります。
洪水による被害は、家屋の浸水や農作物の被害、交通の麻痺など多岐にわたります。
土砂災害
土砂災害は、大雨や地震などによって斜面の土砂が崩れたり流れたりする現象です。
土砂災害は短時間で発生し、住宅や道路、鉄道などに甚大な被害を与えることがあります。
山間部や斜面の多い地域では特に警戒が必要です。
異常気象
異常気象とは、通常の気象パターンから大きく外れた気象現象を指します。
例えば、異常な高温や低温、大雨や干ばつ、強風などが含まれます。
異常気象は農業や水資源、エネルギー供給などに大きな影響を与えることがあり、近年では気候変動との関連が指摘されています。
気候変動
気候変動は、長期間にわたる気候の変化を指します。
人為的な活動、特に温室効果ガスの排出が原因とされる地球温暖化が進行し、極端な気象現象や海面上昇、生態系の変化などが観測されています。
気候変動は長期的な視点での対策が必要とされています。
他に天変地異はないのだろうか?
天変地異というか、地球が地球である限り、起こり得る現象としてあるものも、天変地異と言ってもいいのではないでしょうか。
地殻変動
地殻変動は、地球の地殻が長期的に変形する現象を指します。
これは、プレートテクトニクス理論に基づいて理解されるものであり、プレートの移動、衝突、沈み込み、および水平移動によって引き起こされます。
地殻変動には、インドプレートがユーラシアプレートに衝突してヒマラヤ山脈が形成されるなどの現象があります。
地殻変動と地震は同じ現象の異なる側面です。
地殻変動は長期的で広範な地球の変形を指し、地震はその過程の一部として発生する急激な振動現象です。
海底隆起
海底隆起も地殻変動の一つに含まれています。
海底隆起は以下のようなプレートテクトニクスの動きにより引き起こされます。
- 海洋プレートの沈み込み
一つのプレートが他のプレートの下に沈み込むことで、沈み込むプレートの前面にある海底が隆起します。例えば、日本海溝やマリアナ海溝周辺では、この現象が見られます。 - 中央海嶺の拡大
海洋プレートが引き裂かれて新しい海底が形成される地点、例えば大西洋中央海嶺では、マグマが上昇して新しい海底を形成し、その結果海底が隆起します。 - 地殻の圧縮
プレートが互いに押し合うことで、海底が押し上げられる現象もあります。これは、アジアとヨーロッパの境界に見られるようなプレート収束帯で発生します。
スマトラ島沖地震(2004年)や東北地方太平洋沖地震(2011年)も海底隆起によるものです。
隕石や彗星の衝突
隕石と彗星は、宇宙から地球に飛来する物体ですが、それぞれ異なる特徴と起源を持っています。
隕石は、主に火星と木星の間に位置する小惑星帯から地球に飛来する固体物質のことです。
彗星は、氷と塵で構成された天体で、太陽系の外縁部にあるオールトの雲やカイパーベルトから飛来します。
彗星は太陽に接近すると、その熱によって氷が蒸発し、塵やガスが放出されてコマ(彗星の頭部)と尾を形成します。彗星が地球に落下することは非常に稀です。
隕石や彗星が地球に落下すると、衝突による物理的影響、大気への影響、環境への影響があります。
どの天変地異なんだろうか?
では、どの現象が考えられるのでしょうか。
いくつかあると思いますが「日本列島の南に位置する太平洋の水が盛り上がる」となってくると「海底隆起」が考えられます。
しかし、海底隆起はせいぜい数メートルから、余程の場合で数十メートルです。
これでは「ボコンとなるような」現象は起こるとは思えません。
海底火山の爆発なら、そういった現象が起きる可能性はありますが、そんな爆発であればとてつもないスーパー海底火山ということになります。
フィリピンからマリアナ海溝の間には、海底火山はありますが、スーパー火山と言えるものは、現在では確認されていません。
とはいえ、可能性としてはないとは言えません。
では、一番考えられるのが「隕石」の衝突で、海底が隆起して、大きな津波(地震)が発生するということです。
この説が一番近いのかもしれません。
まとめ
たつき諒さんの予知夢は、さまざまな天変地異の可能性を示唆しています。
特に、日本列島の南に位置する太平洋での異常現象に焦点を当てると、海底隆起や海底火山の爆発、さらには隕石の衝突などが考えられます。
これらの現象はそれぞれ異なる原因と影響を持ちますが、いずれも甚大な被害をもたらす可能性があります。
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